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クラッシュ

2006.02.16 Thu 00:24

レディースdayだったので、昨日に続いて、映画鑑賞です。

クラッシュ

大好きなドン・チードルとマット・ディロンが出てるから。
マット・ディロンは、わたしの思春期のアイドルのひとりだったのよん
ちょっとワルそうで、そんなに賢くなさげなところが、中学生のとき
憧れてた1コ上の先輩に似ててね~(笑)
サーフィンやってて、ジュニアの全日本チャンピオンだったのだ

閑話休題。(笑)
以下、ネタバレありなので、ご注意を。
できれば、予備知識がないまま観たほうがいいと思う映画だと思うので。

そう、マット・ディロン!
オスカーにもノミネートされたらしいけど、それも納得の演技だったー!
下卑た人間性、鬱屈したイライラ感、父親への愛情とほんの少しの嫌悪、
自分の仕事に対するプライドと自負…”ライアン”が抱えるさまざまな面を
あざとくなく、でも、あますとこなく表現してた。ブラボー!
いい役者さんなんだなぁーって、うれしくなっちゃった

もちろん、ドン・チードルは、やっぱり素晴らしい!!
本当に、好きな役者さんだ。彼の演技のしかたが、好きだ。
ママと弟、家族に対する深い愛情が彼の中にはいっぱいなのに、うまく
伝えられないし、理解してもらえない痛みが伝わってくるようだった。
検事に廊下で説明する場面とか、病院でママに背を向けて廊下を歩いて
くるときの表情なんか、くぅー!ですから。
ほんと、好きな役者さんだ。

この映画の中に出てくる登場人物たちは、みんな、単純な人物像では
なくって、みんな、さまざまな思いや多面性を持っていて、表面に現れる
ものだけが全てではなく、また、それも本心なわけじゃなかったりもする。
ふだんの言ってることと、行動が矛盾してたりもする。
それはそのまま、わたしたちにも通じることで。

自分のことならば許せるし、ましてや気づきもしないのに、他人のことと
なると、許しがたく思えて、批判せずにはいられない…、そういう、人間の
不寛容さと矛盾について、自分自身も考えさせられる映画でした。

映画を観ながら、サンドラ・ブロックの役が、とーーーーってもキライな
タイプの人間で、こういう人間にだけはなりたくないな、ミジメすぎ、なんて
”思った”んだけれど、それって気づかずに”ジャッジ”してたんだなって
監督のこの言葉で気がついたのね。
「この映画では少なくとも他人を判断して欲しくない。
 自分たち自身を判断して欲しいと思ったんだ。」
うん、そうだなって、気づくチャンスをもらえてありがたいなって思った。
自分では、偏見は持ってないほうだし、違いに対しても寛容なほうだろう
って思ってただけに、ちょっとした衝撃でした。
自分のことって、やっぱり、わからないものだね。

あぁ、それでも、誰かを思いやる気持ちっていいなぁ、って思わせてくれる
エピソードもあって、よかったよー!

マット・ディロンが苦しそうなお父さんの頭にそっとキスするところとか、
ドン・チードルが空っぽのママの冷蔵庫に、彼女が寝てるあいだに黙って
食料品を入れておくところとか。
そう、大切に思ってるひとには、ちゃんとしたものを食べてほしいって
思うのは、なんでだろうね。本能だから、なのかな。

でも、映画の中でいちばんの、究極っていってもいいくらいの思いやりは、
銃の音に怯える5歳の娘のために、銃から守ってくれる”妖精の透明マント”
を着せてあげるパパです。ボロ泣きでした
いつもながら、親子の愛には弱っちいですよ…。

長々と書き連ねましたが、わたしは好きな映画でした。
万人受けするかどうかはわからないけど、良い映画ではあると思います。
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Category:映画・芝居  Comment:1  Trackback:10  Top

Comment

すごく好きな作品でした。マット・ディロンは人間の持つ最低の部分と最高の部分をみせてくれたよね。彼はこの役に感情移入できなくて苦しんだそうですが納得です。これは今を生きる私達の物語だよね。Tb失礼します。

From:あん URL 2006.02.18. Sat 15:09 [Edit]

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