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ブロークバック・マウンテン

2006.04.26 Wed 11:58

ようやく観れました。

『ブロークバック・マウンテン』

話題先行ぽかったので、ちょっと落ちついた頃にでも…って思ってたけど
レディースデーだったせいか、満員でした。シネシャンテ。

わたしにとっては、ばっちり”恋愛”映画でした。
最初、いくらなんでも、男同士じゃなぁ…なんて思ってたんだけど、
気がついたら世界に引き込まれてて、苦しくて、切なくて、泣いてました。

以下、思いっきりネタバレなので、ご注意くださいませ。

とはいえ、ふたりが初めて結ばれるシーンは、かなり直截な表現で、正直、
「ひぇぇ!おそろしー」ってドン引きでした・・・。

すみません、まったく免疫がなかったので、すんごい衝撃で…。
こんなのがずっと続いたら、ムリだ…とか思ったんですけど、その後は
そんなすごいシーンはなくて、助かりました

でも、ふたりが一線を踏み越えちゃったときのかんじは、よくわかるなぁ。
相手が誰であろうと、そこに障害があったとしても、つながってくひととは
結ばれるんだろうなぁ、って気がするから。
タイミングとかそのときの状況もあるのかも、だけど、条件が整ってたって
そうならない相手とは、そうならないでしょ。
それに、そうなるまえに、ふたりのあいだで、なにかしら感じあうというか
お互いに浸みわたっていくようなものを感じてるから、そういう行為自体も
自然なものだったんじゃないかなぁ、とか。
ま、それを決めるのは自分の意思じゃないかって言われるかもだけど、
たぶん、そんなぐちゃぐちゃと考えたりはしてなくて、なにかを感じたから、
素直に行動にうつしただけ、って気がするんだけども。
あぁ、これって、わたしも本能に素直な人間だってこと?!
だいたい、覚悟を決めて、恋するひとっているのだろうか??
気がついたら、落ちてる、はまりこんでる、そんなものじゃないの…?

このふたりはまったく違うタイプの人間どうしだったから、よけいに
惹かれあって、離れがたかったんじゃないかと思ったり。
わたしは間違いなく、ジャック・ツイストのほうなのね、キャラ的に。
だからか、わたしのことをすきになってくれるひとは、見事に、イニス
みたい。(苦笑)
ああいう愛され方をすると、セツナイ、んだよ。ほんとに。
ジャックのほうが奔放で勝手なかんじがするかもだけど、本当は、
頑ななイニスに合わせて、振り回されてるんだから…。

それと、イニスの奥さんの気持ちも辛かったなぁ…(涙)
気づいてないと思われてるのが、馬鹿にされてるように感じたり。
ジャックのことで頭がいっぱいで、奥さんには残酷なまでに無関心で。
それは、ツライよ…。

いちばん好きなシーンは、焚き火の前で立ったままウトウトするジャックを
イニスが後ろから抱きしめるとこ。

ふたりのあいだの優しくて深い愛情が感じられて、すごく好き。
そのシーンになるまでに、それまでのふたりの20年間があるから、
よけい、ポロポロ泣けてきて
そのあと「I gotta go」ってイニスが去っていくのを見送るジャックの
その眼差しの愛情深さと哀しみがねぇ…はぁぁ

同じくらいすきなのが、ジャックの部屋にそっと隠すようにかかってた
ふたりのシャツ。(涙)
山から下りてきたふたりが最初に別れるときに、イニスが山にシャツを
忘れてきたって怒ってた、そのシャツを、自分のシャツで包むように、
抱きしめてるみたいに重ねてあって。
思い出しても、涙が。うぅ。

イニスはね、たぶん、あのラストでも、ある種の幸せを感じてたと思うのね。
ジャックの死が、彼にとっては救いだったように思うの。
それって、ジャックタイプの人間からみてるからかなぁ。

なんだかねー、あれやこれや、ひきだしのなかにしまこんでおいたものを
ひっぱりだされた映画かも。ずしーんと残響感があるっていうのか。
わたしとしては、文句なしに、心打たれる、映画でした。
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Category:映画・芝居  Comment:3  Trackback:1  Top

Comment

ラチさんの感想拝見しながら、私が結構あっさり山下りできちゃったのは
こういう切ない恋愛をしてこなかった(あるいは、すっかり忘れた 笑)なのかなぁと思ってしまいました。自分がどっち派の人間かなんて考えもしなかったもの。
失くすことによってしか結ばれない愛なんて、苦しすぎますよね。
でも、ジャックの顔から険わしいものが消えて、穏やかにつぶやく最後の「I swear」の響きは、忘れられません。きっとこれでよかったのでしょうね・・・。

From:さち URL 2006.04.27. Thu 07:59 [Edit]

こんばんは。TBとコメントをありがとうございました。
わたしは、男性同士の映像については、何度か他の作品を観ているせいか
衝撃というものはなかったのですが、
それ以外のたくさんのシーンから、抱えきれないくらいの想いを受け取り、
眠っていた何かを揺り起こされたのかもしれません。

いても立ってもいられなくて、何度も観に行ってしまってから1ヶ月、
今でもこの話をすると、泣けてきてしまうほどです。

From:悠雅 URL 2006.04.27. Thu 23:16 [Edit]

さちさま
ほんとにじわじわ効いてくる作品でしたー。今もまだぐるぐるしちゃってます。(苦笑)
あの穏やかな表情が、また切ないんですけどね・・・。

悠雅さま
TBとコメントありがとうございます!
きっとまた観にいってしまうと思うんですけど、わたしもいろんなものを受け取ってきたいなぁと思います。

From:ラチ URL 2006.04.30. Sun 01:13 [Edit]

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ブロークバック・マウンテン

涙腺全壊で号泣というわけではなく、鑑賞後に静かに映像が押し寄せてくる映画だった。

amapola 2006.04.27 Thu 07:39

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